プロジェクトマネジメント学会 中国支部 2023年12月 セミナ
中国支部では,下記の通りセミナーの開催を予定しています.
1.日時:2023年12月01日(金) 16:00~17:30(受付15:30)
2.会場:サテライトキャンパスひろしま 504号
https://www.pu-hiroshima.ac.jp/site/satellite/
※現地参加を主としますが,講演はZoomによるオンライン視聴も可能です.
接続URLは申込みされた方に開催日3日前までにお知らせします.
申込時に,現地参加かオンライン視聴か備考欄に明記してください.
主催:一般社団法人プロジェクトマネジメント学会
(企画・実施 中国支部)
協賛:日本オペレーションズ・リサーチ学会中国・四国支部
「プロジェクトマネジメントと確率モデル」研究部会
3.会費:
・PM学会会員(法人会員は一口当たり3名まで)無料
・その他の方は,1,000円
4.定員:30名程度(会場30名まで)
5.申込締切:2023年11月27日(金)まで
6.セミナーテーマ
「マネジメントの観点からスクラム・アジャイル・リーン・トヨタ式について考察する」
講師:和田 憲明(富士通株式会社)
概要:
4つの言葉が一般的になってきました。人それぞれの解釈はありますが、
私が10年以上現場支援/普及活動を実施して学んだ解釈をご紹介します。
「スクラム」
名前の通り、チーム力を活かした働き方。様々な仕事に幅広く適用できる。
広く普及している分、誤解も多く、失敗の大きな原因になっている。
スクラムガイドは、どの立場で読むかによって解釈が異なってしまう。
マネジメントの役割は「チームでの活動を推進する」こと。
「アジャイル」
最近は広い意味で使われているが、ここではアジャイル"開発"を取り上げる。
仮説検証型の開発に「動くソフトウェア」の特徴を最大限活用する。
エンジニアのスキルセットと技術プラクティスの採用が成功を左右する。
マネジメントの役割は「成功するための体制を作る」こと。
「リーン」
上記の活動を形骸化させないためには改善し続けることが大切。
工場での改善活動が参考になる。7つのムダ、かんばん、アンドン、他
工場では、見える化は管理の道具ではなく改善の道具である。
マネジメントの役割は「背水の陣を作り続ける」こと。
「トヨタ式」
誰も困っていない状況だからこそ、リーダーの強い思いが人を動かす。
パラダイム・チェンジとは「常識や思い込みを打ち破る」こと。
現状を良くするのが「改善」、「ありたい姿」に近づき続けるのが変化。
マネジメントの役割は「自らがチェンジリーダーになる」こと。
「まとめ」
乞ご期待!
講師略歴:
1991年 統合CASEツールの開発と適用支援
1999年 Javaによる業務フレームワークの設計と現場適用
2005年 アジャイル開発をテーマとした社内コミュニティを設立・運営
2007年 TPSをベースとしたホワイトカラー向け改善塾を社内の様々な部署で実践
2012年 本業としてアジャイル開発の現場支援や推進活動を開始
2017年 IPAアジャイルWGにてコンテンツ作成と普及(~現在)
2018年 アジャイル開発の現場支援/アジャイルな組織変革の支援(~現在)
7.参加申込
https://www.spm.or.jp/event/chugoku20231201/
8.お問い合わせ
プロジェクトマネジメント学会 中国支部事務局へメールにてご連絡ください.
spm_chugoku@spm.or.jp
以上
現在は参加申込期間外です。