1.はじめに (半角「1」+全角ピリオド.第1章は本文の書き出しなので見出しの前に空行を入れない)
(1行の空行を入れる)
本研究は,プロジェクトの・・・ (空行の直下の文書ではインデント(字下げ)を行わない)
・・・・・・.
(1行の空行を入れる)
2.先行研究のまとめ (半角「1」+全角ピリオド.章の見出しの前後には空行を入れる)
(「章の後の空行」と「節の前の空行」を併せて2行とはせず,空行を1行のみ入れる)
2.1■一般的な PMMM について
■Kerzner (1995)は,一般的な・・・ (インデント(全角1文字の字下げ)を行う)
・・・・・.
(1行の空行を入れる)
2.2 ■PMMMの分類
■多くの PMMMは,・・・
以下の例で,「,」「.」「‐」は和文か欧文かを問わず,半角を使う.
並び順は,第一著者の姓の欧文表記に従ったアルファベット順(昇順)とする.
<論文や雑誌の記事の場合>
和文以外は論文や記事の標題を斜体にする.
外国人が著者の場合や日本人であっても著者名が欧文表記の場合には,姓+カンマ+イニシャル+ピリオドとすること.
姓と名を取り違えないよう,十分注意すること(中国籍の方は欧文表記でも 姓+名 の順で表記することがある).
著者が 1 人または 2 人
Crawford, L.
and Nahmias, A.H. (2010).
Competencies for managing change. Int.J. Proj. Manag. 28(1), 405-412.
著者が 3 人 第一著者+カンマ+第二著者+and+第三著者
Crawford, L.
, Nahmias, A.H.
and David, K. (2010).
Competencies for managing change. Int.J. Proj. Manag. 28(1), 405-412.
著者が 4 人以上 もちろん全ての著者を書いてもよいが煩雑になる場合には 第一著者+et al. 和文は「ら」を使う.
Crawford, L.
et al. (2010).
Competencies for managing change. Int.J. Proj. Manag. 28(1), 405-412.
劉功義
ら. (2007). プロジェクトにおけるリスク評価の更新手法の提案, プロジェクトマネジメント学会誌, 9(2), 27-33.
和文は著者の姓名を示す.名前の間はカンマを入れ,andを入れない.論文や記事の標題を斜体にしない.
劉功義
, 横山真一郎 (2007). プロジェクトにおけるリスク評価の更新手法の提案. プロジェクトマネジメント学会誌, 9(2), 27-33.
<書籍の場合>
和書以外は書名を斜体にする
出版社名が Inc. や Ltd. などドットで終わる場合にはピリオドは不要(Inc..やLtd..にはしない).
出版地などは書かない.
Metzger, P. W., and Boddie, J. (1996).
Managing a programming project: processes and people. Prentice-Hall, Inc.
大野治 (2016). 俯瞰図から見える IoTで激変する日本型製造業ビジネスモデル. 日刊工業新聞社.
<規格文書の場合>
ISO 21500 : 2012. Guidance on project management.
JIS Q 9001 : 2015. 品質マネジメントシステム-要求事項.
<インターネット上の情報からの引用>
書式は論文等と同様であるが,末尾にURLと参照年月日を記載する.
記載内容の信頼性が低かったり,時間の経過とともに書き換えられたり,参照できなくなったりすることも多いので,参考文献としない方が良い.
書籍や雑誌記事を電子化していることも多いので,可能な限り原典に当たるべきである.
(著者名)+ピリオド+資料名+ピリオド+(発行団体)+ピリオド+URL+カンマ+参照年月日(年-月-日)
ハイパーリンクは削除すること,また,ここでも「..」とならないようにすること.
科学技術情報流通技術基準. 科学技術振興機構. https://jipsti.jst.go.jp/sist/, (参照2016-12-19).
Bowman, J. P. and Targowski, A. W.
Modeling the Communication Process: The Map is Not the Territory. https://wmich.pure. elsevier.com/en/publications/modeling-the-communication-process-the-map-is-not-the-territory, (accessed 2016-12-19).
<同一著者が同一年に複数の著作物を出している場合>
著者名が完全に一致し,本文で参照するときに区別できなくなるときには,発行年にa,bの記号を付ける.
日本語と欧文は参照時に区別可能であるので,a,bの記号を付けることで区別する必要はない.
Niwa, E.
and Seki, T. (2015a).
Understanding of Iterate Model based on Project Management Process. Proc. 16th APIEMS, 862-869.
Niwa, E.
and Seki, T. (2015b).
On the Motivation Enhancement Model for IS Development Project. Proc. 8th ProMAC, 366-373.
丹羽絵梨香
, 関哲朗 (2015). プロジェクトマネジメント・プロセスによるIterate MoCeGAモデルの理解. 平成27年度プロジェクトマネジメント学会春季研究発表大会予稿集, 195-200.
<本文中での参考文献の参照に関する一般的な注意>
- ・論文の場合
論文には独自性(考え方や方法,他者が参照可能な事例としての新規性等)が必要です.独自性を主張するためには,先行研究(他者や自身が既に公開している研究成果)を参照する必要があります.したがって,自身の主張を裏付ける以上に参考文献を示す必要はありません.また,「孫引き」と言われる参照は禁物です.例えば,「関(2014)に示されるWeibull分布を用いて…」のような記述は間違いです.Weibull分布を説明したいのであれば,1951年の原典を示すべきで「Weibull分布(Weibull, 1951)を用いて…」とすべきです.そもそもWeibull分布は一般的なものですから参考文献を示す必要はありません.単に「Weibull分布を用いて…」とすべきです.このことはWeibull分布を正規分布に置き換えてもらえれば誰でもが理解できることです.この例に限らず,書籍や総説論文などで著者が別の論文を紹介や参照していることを引き合いに自身の研究の議論を進めてはいけません.自身の主張を裏付け,強化するために必要な参考文献は,必ず原典にあたるべきです.
- ・記事等の場合
記事等は論文ではありません.記事等には新規性のあること(著者自身の考え方)を示しても構いませんが,大部分の記述は「解説」に努めるべきものです.したがって,記事等の参考文献は読者への道標であるべきで,論文とは打って変わって書籍や総説論文などを参照したり,一般的な理論や手法についても参考となる書籍や論文を紹介したりと言ったことを積極的に行うべきです.
<本文中での参考文献の参照の方法>
本文中では,参考文献欄の記述に関わらず簡潔な記載に努める.著者名の表示は姓のみとし,姓+半角括弧+発行年+半角括弧で表示する.複数名の著者の場合には以下の書式に従うこと.
- ・1名のとき
Crawford(2010)は,ステークホルダマネジメントについて…
- ・2名以上のとき
3名以上のときは「et al.」または「ら」を用いて略記する.2名のときは略記しても,2名の姓を示しても良い.
英文表記で2名の姓を表示するときには「and」を用い「&」は用いない.
日本語表記で2名の姓を表示するときには「・」(全角中黒)を用いる.
Crawford and Nahmias (2010) は,ステークホルダマネジメントについて… (又は,Crawford et al.(2010)は…)
丹羽・関(2015) は,ステークホルダマネジメントについて… (又は,丹羽ら(2015)は…)
- ・同一の著者が公開している複数の成果を参照するとき(共著者も同一のとき)
Niwa and Seki(2014, 2015)は… (又は,Niwa et al.(2014, 2015)は…)
丹羽・関(2014, 2015)は… (又は,丹羽ら(2014, 2015)は…)
- ・第一著者は同一だが,第二著者以降が異なる複数の成果を参照するとき
第一著者のみ示し纏めてしまう(推奨)か,別記する
角ら(2001,2003)は… (又は,角・関(2001),角・若山(2003)は…)
- ・本文中の引用個所に間接表現で参考文献を示す場合
半角括弧の中に,これまで示した著者名表記の方法に従って姓と発行年を示す
…は,Stanford Research Institute におけるFreemanによるメモであるとされている(Freeman and Reed, 1983).