私はIT会社で職種としてプロジェクトマネージャをやっています.この学会の会員になることで私にとってどんな利点があるでしょうか?
広い見地からPMそのものを追求することで視野が広がるだけでなく,職業意識とプロジェクトマネジャとしての動機を保つのに役立つと思います.
この学会には色々な分野の人が参加されています.そのためには,皆さんのようなプロジェクトマネジメントを実践されている仲間の人達の多数の入会と学会での積極的な活動がおおいに望まれます.
実践者の立場でのご活躍を会員一同たいへん期待しています.
法人会員になった場合のメリットを教えてください.
会員規則にあるルールだけでなく,会合の際の無償資料等配布,場合によっては有償出展やPRの優先的受付などを考えています.
また,会社としてPM学会に参加していること自体が,貴社の積極的なプロジェクトマネジメントへの取組姿勢を示します.
対外的なPRのみならず,貴社のプロジェクトマネージャの皆様にとっても,強い動機づけとなるに相違ありません.
私は社内でPM資格をとるために,PMIの試験を受けようとしているのですが,この学会に入った方がいいですか?
職業としてPMの研究をなさることは,将来にむけてたいへんよい自己啓発と動機づけになると思われます.
また,PMBOK周辺の法則などを解明したいと考えて,入会されている会員も多勢います.
是非入会されて,受験後も続けられる積極的な研究活動の場としてご活用ください.
私は経営学を専攻してきた文系の企業人(学生)ですが,入会できるでしょうか?どうも理工系の学問のようですが不安です.
入会をお勧めします.
企業の業務には定常業務のオペレーションタイプと特命業務のプロジェクトタイプに区別されます.
1980年代までは定常業務が主流でしたが, 1990年代に入ると個別受注や開発業務,組識改革や情報革新などが多くなりプロジェクトタイプの業務が多くなりました.
これからはプロジェクトマネジメントの知識が業務に不可欠で理工系の知識がなくても十分知識習得可能です.米国では宇宙開発や工場建設などで開発された知識体系ですが,情報システムの開発などに応用されています.
今年入社したばかりの新人です.学会というと研究職や管理職以外の者が入っても意味が無い様に思うのですが.
PM学会は実学のための学会です.毎日発生する現場の問題を解決するための方法論を議論していきます.
PM学会の諸活動に参加することで,企業の枠組みを越えた人脈の形成や,教育機関の関係者との交流によって,様々な刺激を得るチャンスが生まれます.
これまで数理統計学を研究してきましたが,PM学会はこのような学問に関係あるのでしょうか?
PMは広義の品質管理と似たような側面があり,QC,OR,統計などの学問領域とは,計画科学という側面で重複することの多い分野です.もちろん統計的な考察はPMの重要なアプローチの一つです.
職場の上司から,学会なんて頭の固いやつの集まりだといわれました.
上司のかたはどこかで,いやな思いをされたのでしょうか.
学会は興味ある個人が自由に参加し,自由に議論をする場です.一方的な非難や,高圧的な指導といったことをする方の参加は,学会としてお断りしています.学会は押し付けをいたしません.自由な討議の広場を提供するために存在しています.
ぜひとも,上司の方もお誘いになって,新しく,自由なPM学会へ参加してください.
学会に加入したらどんなメリットがありますか?(生産システム分野の方から)
生産システム構築で重要な要素である,情報,通信,或いは経営を専門とした研究者や技術者の方々と交流出来ます.
また,自分の興味がある研究会に参加して,専門分野の裾野を広げることが出来ます.