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第33回横幹技術フォーラム

2012/1/31

プロジェクトマネジメント学会 会員の皆様

横断型科学技術研究団体連合(横幹連合)より、
フォーラムの案内が届きました。

ご興味がございましたら、ご参加ください。
なお、プロジェクトマネジメント学会会員の皆様は、
登録時に、プロジェクトマネジメント学会をご選択
ください。

学際委員会

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平素より大変お世話になっております。
第33回横幹技術フォーラムの「講演要旨」が揃いましたので、ご案内いたします。

日 時:2012年1月31日(火)13時00分-16時50分
会 場:文京シビックセンター (26階) スカイホール(最寄駅 都営地下鉄 春日,東京メトロ 後楽園)
主 催: 横幹技術協議会、横幹連合

【テーマ】強いぞ!日本 ~社会情報学の視点から東日本大震災からの復旧・復興を考える~
【企画趣旨】2011年3月11日に発生した東日本大震災では、未曾有の被害をもたらしたが、現在、大震災からの復旧・復興に向けて歩みだしている。このように甚大な被害の規模は未体験ではあるものの、これまでの日本が経験してきた災害を振り返ると、力強く復活してきているのである。本技術フォーラムでは、社会情報学的観点から大震災からの復旧・復興における様々な課題について学ぶとともに、これからの取組みについて議論する。

【プログラム・講演要旨】

「東日本大震災からの復旧・復興における法的諸問題」
◆戎 正晴(明治学院大学 教授/弁護士)
東日本大震災からの復旧・復興は、法律の諸問題を解決しない限り、一朝一夕には実現できない。たとえば、瓦礫の処分に際しても、所有者の許可なく、自治体が勝手に処分することはできないのである。本講演では、阪神・淡路大震災における経験を踏まえて、このような法律の諸問題について明らかにする。

「東日本大震災におけるボランティア実践」
◆柴田 邦臣(大妻女子大学 准教授)
東日本大震災は、情報社会にとってもはじめて経験する危機であった。高度に接続されていたはずの東京と被災地は、あっさりと分断された。そこからの復興は、まさに情報社会の社会的意味を問う試みであるといってもよい。この報告は、「情報技術で何ができるか」を合言葉にした日本社会情報学会・災害情報支援チームの活動を、被災写真救済プロジェクト「思い出サルベージアルバム・オンライン」を中心に取り上げる。

「日本の災害復旧・復興における強さと課題」
◆遠藤 薫(学習院大学 教授)
日本は世界でも有数の地震・津波災害多発地帯である。日本固有といわれる無常観も、そうした自然環境に培われたのかもしれない。それはネガティブな諦念のように聞こえる。しかし必ずしもそうではない。伝説の都市トロイやポンペイは自然の猛威によって滅びた。だが日本社会は、幾多の想像を絶する災禍に見舞われつつも、長い時を越えて生き延びてきた。災害史を踏まえ、日本社会のしたたかさを分析し、再認識するとともに、現代の課題を考える。

【参加費】 横幹技術協議会会員企業の関係者、横幹連合会員学会の正会員、学生は参加無料。
              当日資料代:1,000円(希望者のみ) 一般5,000円(資料代込)

【フォーラムHP・オンライン参加申込】
http://www.trasti.jp/forum/forum33_kyg.html


皆様のお越しをお待ち申し上げております。
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横断型基幹科学技術推進協議会(横幹技術協議会)
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