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プログラムマネジメントに関する意見・事例の募集について

2013/12/2

プログラムマネジメントに関する意見・事例の募集について

標準化検討委員会/大会委員会


 

 PM学会標準化検討委員会は,ISO/PC236におけるISO 21500:2012(プロジェクトマネジメントの手引)の制定が終盤に向かい、新たにISO/TC258がプロジェクト,プログラム,プロジェクトポートフォリオ等に関する国際標準化活動を開始することを契機に設置されました。

 ISO/TC258では、ISO21502(ポートフォリオマネジメントの手引)のCommittee Draft(CD2)が作成されたところです.さらに本年ISO/TC258配下にSG4が設置され、プログラムマネジメントに関する国際標準化の検討が始まりました.

 標準化検討委員会では,ISO/TC258において「プログラムマネジメント」に関する国際標準化活動が開始されることに備えて,「プログラムマネジメント」に関する検討を行い,その結果を「Programme Management を定義するために重要な観点」(以下,「意見書」と呼びます)としてまとめました.そして、本年8月に学会ホームページを通じてこの意見書の公開レビューを実施いたしました.意見書は,ISO/TC258国内委員会の審議を経て,9月に開催されたISO/TC258/SG4に提起されました.当学会からの意見書に関しては活発な質疑も行われ,プログラムマネジメントの国際標準作成の初期検討における論点整理に大きく貢献したものと考えております.現在はStudy Groupという検討段階ですが,来年には標準化活動の本格化(Working Group発足)が予想されます.

 標準化検討委員会では,プログラムマネジメントに関して日本の経験,実情を踏まえた意見を引き続き積極的に国際会議の場に発信していきます.つきましては,会員の皆様からより多くの事例,ご意見を頂戴し,それらに基づいて影響力のある意見を国際会議の場に届けていきたいと考えております.

 ここに改めて意見書を掲載させて頂くと共に,広く会員の皆様から,ご意見,事例,情報等をご提供頂きたいと思います.ご意見を頂戴する方法と致しましては,以下の形態を想定しております.

 

Programme Management を定義するために重要な観点」(意見書)

 

1)  学会ホームページの「問合せフォーム」を通じたご意見

2)  2014年3月の春季研究発表大会におけるプログラムマネジメントに関する事例発表 (キーワードに「プログラムマネジメント」を加え,通常の手続きで発表申し込みしてください.)

3)  プログラムマネジメントの事例に関するヒアリング対応 (口頭でお話し頂けることがあれば,学会ホームページ問合せフォームでご連絡ください.折り返しご連絡し,標準化検討委員会メンバが伺います.)

4)  その他,ご提供頂ける資料,情報等ございましたら,学会ホームページ問合せフォームでご連絡ください.(https://www.spm-hq.jp/contact/)

期限: 1),3),4)については,2014年1月末までにご連絡頂けると幸いです.